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ウルプロ

これも広告?

コラム2023年7月8日

先日、Twitterを見ていたら、タイムラインにこんなツイートが流れてきました。

街中で目にする福祉などのマークの解説です。
確かに、よく目にはしていて、そういう関連のものだろうなということは知ってても、その詳しい内容まではわかっていませんでした。
これはありがたい…と思ったのと同時に、なんでこれがタイムラインに流れてきたのか、疑問に感じました。
そこで、そのツイートを見直してみると、左下に「■プロモーション」の文字が!
そう、これは広告だったのです。

広告なのは理解しましたが、すると今度は「なぜこれを広告に?」という疑問が出てきます。
これをツイートしたのは、「Smart119」という会社です。会社といっても、純粋な民間企業ではなく、千葉大学発のスタートアップ。社名と同じ「Smart119」という次世代の通報システムなどを開発・販売しています。
その商品をプロモーションするのはわかりますが、多少の関連性はあれども、商品そのものではなく、一般向けのお役立ち情報を広告として利用しているわけです。
当たり前の話ですが、その「お役立ち情報」を見て、直接「この商品を導入しよう」となる可能性は、極めて低いでしょう。それなのになぜ、こんなプロモーションをしているのでしょう?
真意は当事者しかわかりませんが、少なくともこの広告を見た人は、この企業の名前に注目するでしょう。しかも、かなりの好感を持って。学内ベンチャーなので、大学の好感度もアップするかもしれません。
一見遠回りに見えるかもしれませんが、ネット上の広告は、なにかと風当りが強い風潮があるので、この「好感度アップ」の効果は大きいんじゃないかと思います。

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