2023年10月から、ステマ（ステルスマーケティング）が違法になりました。その影響からか、「案件です」と企業から依頼を受けて制作していることを、必要以上に強調する場面が増えたように感じます。
　そんな中、もっと注目されていいのが「インフルエンサーを社内に抱える」というアプローチです。その手法で、個人的にいま一番注目しているのが、「Kamitake Channel」を運営しているカミタケモータースです。

https://www.youtube.com/@kamitakechannel9456

　カミタケモータースは、軽自動車を中心とした中古車販売店です。販売店のYouTubeチャンネルというと、販売している商品の紹介に終始するものが多いのですが、Kamitake Channelはそれだけにとどまらず、カーライフに関する動画をたくさんアップしていて、内容も豊富です。
　が、一番魅力的なのは、登場する社員さんです。YouTubeのために社員を採用したのか、社員をYouTuberとして育成したのか、任せてみたらたまたま適正があったのか定かではありませんが、とにかく「ここまでできるのなら、外部に委託する必要は一切ない」と言えるレベルです。
　インフルエンサーマーケティングがいまいちうまくいってないのなら、インフルエンサーを自社で採用（育成）してみると、うまくいくかもしれません。