COLUMN コラム
広告とかデザインとかで思ったことを発信していきます。
キーワードのマッチタイプとは
コラム2024年7月21日
ネット広告の出稿に欠かせないのがキーワードの設定です。広告を表示させるときのフックとなる語句を指定するのですが、同時に「検索された言葉とキーワードとの一致度」を設定する項目があります。それが「マッチタイプ」です。
マッチタイプには、「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」の3つがあります。「完全一致」は、その名の通り検索された語句と設定したキーワードが完全に同一の場合に、広告が表示されます。「フレーズ一致」は、設定したキーワードに加えて、そのキーワードと関連する語句が検索されたときにも広告が表示されます。「部分一致」は、キーワードの中に含まれている文字が検索された場合でも広告を表示します。
「部分一致」に設定した場合、「確かにキーワードには含まれているけど、実際にはまったく関係ない用語」で検索していたケースでも表示されてしまうことがありました。それは無駄な出費となってしまうため、「フレーズ一致」を使っていたという方も多いでしょう。
Googleでは、現在「部分一致」がマッチタイプとして推奨されています。AIなどの活用により、部分一致でも適切な範囲で広告が掲出されるようになったと判断しているからだと思われます。
「思ったように広告の効果が出ていない」というときには、このマッチタイプを変更してみるのもいいかもしれません。フレーズ一致を部分一致に変更したら、掲出範囲が広がって問い合わせが増えるかもしれませんし、部分一致をフレーズ一致に変更したら、掲出範囲が狭まったことでコンバージョン率がアップするすもしれません。