COLUMN コラム
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リマーケティング広告の落とし穴
コラム2023年9月28日
なにかのWebサイトを見たあと、別のサイトを見ているときに、さっき見たWebサイトに関連した広告が表示されることがあります。たとえば、自動車の情報をWebサイトで見たあと、中古車の広告が表示される…といったケースです。こうした広告をリマーケティング広告(リターゲティング広告)と呼びます。
情報源となるWebサイトを見たということは、そのサービス(商品)に興味があるということです。興味がある人に向けて、ピンポイントで広告を展開することができるので、効果は高いといえるでしょう。
効果的なリマーケティング広告ですが、デメリットもあります。関心が高い人に限定して広告を表示させたとしても、しつこく何度も表示されると、逆に「ここからは絶対に買わない」と思わせてしまうのです。これでは逆効果でしょう。
それを避けるポイントは、「控えめな広告にする」ことです。広告である以上、目を引かなければいけません。が、目立ちすぎると、「目障りな広告」になってしまいます。リマーケティング広告は、この塩梅が難しいのです。
「とにかく目立つように」とリクエストをしてしまうと、時と場合によっては、逆効果になります。そのサービス(商品)のみならず、会社そのもののアンチになってしまうかもしれません。
マーケティング広告は、「目障りじゃないけど、なんかちょっと気になる」くらいがちょうどよさそうです。