COLUMN コラム
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音声広告に勝機あり!?
コラム2024年11月20日
広告収入で運営されているサービスが多いのに、ネット広告はユーザーから「邪魔な存在」と見られることも多いものです。そんなネット広告の中で、比較的好感度の高いのが「音声広告(オーディオアド)」です。
音声広告は、ラジオのほか音楽配信サービスなどで配信されます。ラジオというと、衰退しているメディアの代表のように思われますが、radikoなどインターネットで聴取できるサービスが登場して、リスナーの減少に歯止めがかかりました。音楽も、すでに「配信サービスで聞くのが当たり前」になっています。また、書籍を朗読した「オーディオブック」も、じわじわと利用者が増えています。
そうした成長の余地がある媒体で配信する音声広告は、もっと注目されていい広告形態といえるでしょう。
動画の広告と違い、音声広告は「自分に直接語りかけている」という印象を持つ人が多いので、記憶に残ることが多く、広告効果も高いと言われています。にも関わらず、配信の費用は比較的安価です。
既存のメディアで効果がイマイチなら、音声広告を展開してみてはいかがでしょう。また、動画広告にしても「静止画+音声で短時間」の音声広告風のものを配信するとおもしろいかもしれません。
音声広告自体、それほど規模の大きいものではないのが現状ですが、「そういう選択肢もある」ことは覚えておいて損はないでしょう。