COLUMN コラム
広告とかデザインとかで思ったことを発信していきます。
ネット広告はどのくらいで成果が出るの?
ネットに広告を出稿すると、どれくらいの期間で効果が出てくるのか、気になっている方も多いでしょう。よく言われているのが「半年から1年くらい」です。ネットの世界は情報が早いと言われていますが、それにしては時間がかかると思われるかもしれません。
実は、なにかしらのアクションを起こした時の反応は、1時間もあればわかります。余裕を持ったとしても1日ぐらいでしょうか。
が、そのアクションが正解か否かは、やってみないとわかりません。
アクションを起こす⇒結果を見る⇒少し修正をする⇒その反応を見る…を繰り返していき、その商品やサービスにあった「とりあえず合格点」にたどり着くまでが、「半年から1年くらい」なのです。
それだけ時間がかかるのは、ネット広告ゆえの「選択肢と機能の多さ」です。検索広告(リスティング)なのか、SNS広告なのか、WEB(ディスプレイ)広告なのか、動画広告なのか。また、それぞれの広告に、多岐にわたる設定項目があります。それらをどう組み合わせればいいのか…という「正解」にたどり着くまでに時間がかかるのです。
ではその時間を短縮するためにはどうしたら良いのでしょうか。広告会社は広告の運用については詳しいのですが、商品に対する知識は初心者です。その商品がどうしたら売れるのかを毎日考えている広告主のほうが遥かに詳しいです。したがって広告運用を外注した場合は、まかせっきりにせず、どんどん口を出してください。どんどん意見をぶつけてください。例えば、「こんなキーワードでは成約に繋がらない」とか、「この商品を買うのは◯◯に困った人だ」とか。外注先はどんなに大変でも、結果が出るほうが遥かに嬉しいのです。遠慮しないでください。どんどん言いましょう。
ネットは情報が広まる速さが魅力ではあるのですが、スイートスポットに当たるまでは、意外と時間と手間がかかります。その時間を短くするには、広告主と運用者の連携がとても重要です。