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ウルプロ

ECサイトからGmailにメールが送れなくなった!~SPFレコード設定~

コラム2023年10月5日

550-5.7.26エラーでGmailあてにメールが送信できない、という相談が増えていますので、簡単に説明を。

他サイトでもありますが、これはGoogleのなりすまし防止のための対策です。
まぁこのあたりは省きますね。送信サーバとか、DNS設定とかも説明されていますが、よくわかりませんね。
なので、めちゃくちゃ噛み砕いて説明しますよ。

郵便物を送るとき、登場人物として
①差出人(Aさん)
②配達人(Bさん)
③受取人(Cさん)
がいます。

受取人が郵便物を受け取る直前に、差出人に照会をかけるようになりました。
Cさん「ねぇAさん、Bさんがあなたの郵便物を届けに来たけど、おたくの社員?」
Aさん「はい、Bさんウチの社員です!」
Cさん「じゃあ受け取りますね。」
これが通常の流れです。いわゆるPCからメールを送信する場合ですね。

ところがECサイトから配達する場合、通常と違う人が配達に来ます。

①差出人(Aさん)
②配達人(Bさん)
③EC配達人(Xさん)
④受取人(Cさん)

Cさん「ねぇAさん、Xさんがあなたの郵便物を届けに来たけど、おたくの社員?」
Aさん「いいえ、Xさんはウチの社員ではないですねぇ…」
Cさん「じゃあ受け取り拒否します」
これが550-5.7.26エラーです。

Aさんの社員名簿にはXさんも登録しておかなければならないんです。
この登録がSPFレコードの登録です。

またこのような場合、Aさんの社員名簿にはBさん(PCメール配達人)とXさん(ECメール配達人)の両方を登録する必要がありますが、これら2つのSPFレコードは1行にまとめなくてはならず、1文字でも記述が違うとエラーが出てしまうのでよくご確認を。
(SPFレコードを2行追加することはできません)

SPFレコードの記述については、それぞれのECサイトのどこかに書かれているので、これを探して今のレコードに追加すればOKです。(「”ECサイト名” SPF」などで検索してみてください)

こんな便利なサイトがありました。
https://www.kitterman.com/spf/validate.html?

記述が違っている場合エラーが出るので、ここで試してみるといいですよ。

おさらいです。SPFレコードを登録するときにやる事は
ECサイトの配達人情報(SPFレコード)を、差出人の名簿に登録するのですよ。

例えば、普通のメールはお名前ドットコムで設定しているけど、ECサイトshopifyからも同じ差出人で自動送信メールなどが送られる場合、shopifyの中に記述のあるspfレコードの記述をお名前ドットコムの台帳に書き込むのですよ。

それでもわからなければ…お問い合わせください。

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