COLUMN コラム
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SPFレコードについて
以前にも書きましたが、まだまだメールがスパム扱いされてしまう事が多いようです。
ECサイトからGmailにメールが送れなくなった!~SPFレコード設定~
ECサイトではありませんが、弊社運用のDROPでも同様の事象がありました。
ドメインを管理している所と、メールを送信している場所が異なっている場合にこの症状が起こりますので、備忘のためにも記しておきます。
今回、弊社の運用しているドメインはお名前ドットコムだったのですが、サービス自体はAWS(アマゾンウェブサービス)上にあったため、アマゾンがお名前のメールを配達しようとしたらグーグルに拒否されたもの。
つまり、以下のやりとりが行われています。
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グーグル先生:「アマゾン君って誰?」
お名前さん:「知らない」
グーグル先生:「じゃ要らないわ」→受け取り拒否
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お名前さんにもきちんとアマゾン君の事を紹介しておかないとね。
そこでアマゾン君をお名前さんに登録するのがSPFレコードです。
まずアマゾン君のIPアドレスを調べます。
EC2のIPアドレスを調べる方法
次にこのIPアドレスをお名前さんに登録します。
お名前.com/DNS設定方法
やることはこの2つですが、SPFレコードの記述がややこしいので、ツールを使ってエラーが出なくなるまで試してから設定することをお勧めします。
(スペース一つたりなくてもエラーが出ます。)
SPFレコードテストツール
すると、以下のやりとりが成立します。
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グーグル先生「アマゾン君って誰?」
お名前さん「ウチの人間よ」
グーグル先生「了解!」→受け取り
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いろいろなパターンがあるけれど、基本はこの構造なのでこれを頭に入れておけば原因は探りやすいと思います。
頑張ってトライしてみてさい!