COLUMN コラム
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UGCとは?
コラム2024年2月22日
いまも昔も、口コミは有力なマーケティングツールのひとつです。ユーザー・消費者の声をそのまま広告に使うのは常套手段です。インフルエンサーを起用した広告も、単にインフルエンサーの影響力に期待するというよりは、「よりユーザー・消費者に近い存在だから」という側面も大きいでしょう。
そんな口コミですが、欠点もあります。エキストラにユーザーの声を代弁させる広告はわざとらしさを感じますし、インフルエンサーによるレビューも、「本音で」と言いながらどこか忖度(遠慮)が入ってしまうもの。通販サイトやグルメサイトのレビューも、ほめていればサクラを疑われます。
そこでいま注目されているのが、UGC(User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツ)です。UGCは、その名の通り「ユーザーによって制作されたコンテンツ」を意味します。SNSなどでユーザーが自らの意思で作成した投稿がそれにあたります。
メーカーなどが「このハッシュタグをつけて投稿して」と呼びかけて、ユーザーがそれに応えて投稿すると、それをメーカーのアカウントがシェア(リポスト)する……という流れで利用されます。
UGCのいいところは、「100%信頼できるユーザーの声」である点です。つまり、ユーザーからすると「信頼度の高い情報」といえます。信頼度が高いので、訴求効果も高まるというわけです。