COLUMN コラム
広告とかデザインとかで思ったことを発信していきます。
YouTube~あなたはもうバレている~
YouTubeを見ていると、自分に興味のありそうな動画が出てきますよね。
そのアルゴリズムを利用して広告も配信されていて、特定の商品に興味を持っていそうな人をターゲットとして広告が配信されます。
YouTube側だって、広告を見てもらわないと儲かりませんからね。
さて、ではそのターゲティングって、どのように行われているのでしょうか?
特に年齢や性別、趣味嗜好を登録していなくても、それらしい動画や広告が表示されます。なぜ?
そう、ズバリそれはあなたが見ている動画です。動画には分類(トピック)があり、この動画が誰向けのどんな動画なのかが指定されています。例えば「釣り好きのおじさん向け動画」とか、「シワが気になりだした女性向けの動画」とか。
そのような分類の動画をよく見ている人は、「釣り好きのおじさん」とか「シワが気になりだした女性」という人(オーディエンス)としてタグ付けされてしまうのです。
ただここで疑問。YouTubeにアップロードしたことがある人はこう思うはずです。「動画をアップロードするとき、いちいち分類なんて指定していないよ?」と。
実はこれも勝手に分類されちゃうんです。「釣り好きのおじさんによく見られている動画」とか、「シワが気になりだした女性によく見られている動画」として。
...あれ??でもおかしいですよね?はじめに片方が決まらなければもう片方も決まらないような気が...。
これがAIなんです。ビッグデータなんです。情報が集まってくると、なんとなく傾向が出てくるんですね。その量が膨大になると、”なんとなく”が”確信”に変わっていくのです。
あなたがYouTubeの動画をはじめ、インターネット上でいろいろなものを検索したりクリックしたりという挙動は、実は特定の世代の特有の挙動に当てはまっていて、それはすべてGoogle先生に見透かされています。
あなたの年齢性別趣味嗜好は...もうバレている...
(※個人情報は特定されませんからご安心を!)